ミズキャロット港南 働き方のこだわり
地域サービス弁当の誕生
私達はワーカーズ・コレクティブ(*)という働き方をしていますが、これってどうやら今はやりの「社会的企業」の先駆け的存在のようです。「利益追求が第一ではないお弁当屋」とは時間と経済的余裕のある主婦が始めた道楽ぐらいに周りからはみられていた事でしょう。
店がある港南区近辺には様々な人々が暮らしており、お弁当を配達しているとその生活のなかで必要とされる「食のサービス」がみえてきます。 しかし採算がとれないから企業はやらない。平等という観点や原資がないから行政が取り上げない、食に関するものやサービスがたくさんあります。
これを事業化するのは大変で 理想の女神は 「地域が求めるお弁当をより安全でおいしく、買いやすい価格で」と囁きますし 現場の悪魔は 「そんな事をしていたらみんなに分配金(お給料)を払えなくなる。納得のいく材料ですべてをそろえたら値段がとても高くなり、誰も買わない」と私達の足を引っ張ります。 この様なせめぎあいのなかから「地域サービス弁当」が生まれました。
地域に必要なお弁当という意味です。
中学校の生徒弁当、地域作業所の昼食、コミュニティカフエへの配達弁当、高齢者などへの配食サービス、年ごとに新たな需要が拡がってきています。

通常のお弁当をお買い上げの皆さまに
日本の行事食を伝え、食文化を守る、国内農業、漁業、畜産業などを食べて支え続ける、遺伝子組み換え反対、環境に配慮して容器を回収する、石けんを使うなど、みえない価値がうちのお弁当の上に載っています。一食食べれば多くの運動に参加できます。一緒に未来を作っていきましょう

発展途上国の子供たちに就学援助「ダルニー奨学金」
1991年10月私たちはダルニー奨学金に参加します。タイ東北部の子ども達の中学進学を支援する里親教育援助活動「ダルニー奨学金」に、消費税の簡易課税差益を活用することを思いついたのです。地域に根ざしながら、視野は世界に広げていこうと、タイの子供たち20人に中学校で学ぶための3年間の奨学金を送りました。3万円の奨学金で一人の子供を3年間支えることが出来ます。それから毎年5人分、17年間のべ100人の就学のお手伝いができました。


ミズ・キャロット港南ブランチの歴史

1988 4月 港南台駅近く大多良にて、仕出し弁当事業を4名で開始。
1992 地域作業所に弁当を届け始める。
1993 事業拡大に伴い店舗移転。野庭団地ショッピングセンターに開店。
1994 事業所以外、学校(職員室)向けにもお届けを開始する。
ワーカーズ・コレクティブ「にんじん」から「ミズ・キャロット」として5ブランチが独立する。
1997 パソコン導入。会計処理に活躍。
2003 共同仕入れ会社「くわんね」に出資し設立。
より安心で安全な食材を安定供給できるようになる。
2004 配食ボランティア「ねこの手」を起ち上げ、野庭団地を中心に夕食の配食を始める。
中学校生徒向け弁当配達開始。
2006 ワーカーズ・コレクティブ協会が横浜市の委託を受け、しょうがい者就労支援を始める。
2008 20周年記念日4月4日に復刻版弁当を提供。メンバー14名。アルバイト4名。
2009 地域作業所3ヶ所、中学校2校の生徒向け弁当が増え、港南区内のコミュニティカフェにも配達を始める。
よこはま若者サポートステーション、W.Co協会を通して若者の就労支援を受け入れる。
2010 横浜市社会適応訓練事業所の認定を受けた。4月から1名が訓練開始している。
2011 2011年横浜市子育て家庭応援サイト「ハマハグ」に協賛。
「良い食の会」(無添加、化学調味料不使用、国産素材、食糧自給)に登録。
2012 メンタルクリニックの復職支援事業委託や学童保育の弁当の配達を開始する。
2013 ワーコレ基金を申請して、電子版業務用マニュアルを作成した。
2014 ホームページをリニューアルし、、トップページにブログをスタート。

*ワーカーズコレクティブとは?
地域で暮らす人たちが、生活者の視点から地域に必要な「もの」や「サービス」を市民事業として事業化するために、メンバー全員が出資し経営に責任をもち労働を担います。
全国700団体、16000人。神奈川220団体、6000人。

→詳しくはこちらへ
  • 神奈川ワーカーズ・コレクティブ連合会HPへ
  • (特非)ワーカーズ・コレクティブ協会HPへ

  • *仕出し弁当「にんじん」の由来
    「人人」と書いて人と人とのつながりを大切にという想いが込められています。
    1995年にミズ・キャロットが仕出し部門として独立したときに「仕出し弁当にんじん」の名前を継続しました。

    ワーカーズ・コレクティブにんじんHPへ